スマホで一番のリスク…、それは落とすこと
スマホは意外と手から落ちます。かくいう私も、壊れる壊れないは置いておいて、今までスマホを落とした回数はおそらく30回を超えていると思います。
おれは、本当にスマホをポロポロ落とすけど、前の会社の先輩は「人生で一回もスマホを落としたことがない」って言ってた。
トイレに落とすと、メンタル的なショックも大きいけど、スマホが水没して使えなくなったりするからね。
スマホを落としてしまいダメにする…その脅威を回避する方法は?
スマホにとって何が「一番の脅威」かというと、それは「落っこどすこと」だと思います。
ただ、個人的にはもっと簡単に「スマホを落っこどしてダメにする」という、その脅威を回避できる方法があると考えています。
タフスマホとは、見た目がゴツく、時計で言うと「Gショック」のように非常に頑丈に作られたスマホのことで、多少、落っこどしても全然問題ないくうらいのアイアンボディを持っています。
「いつ壊れてもいいようにする」という考えから生まれたのが「端末保証サービス」だとすると、「タフスマホ」は「そもそも壊れないようにする!」という考え方です。
車で言うと、ダメージを吸収するように計算されたボディを作る日本車の発想とは違い、とにかくバンパーを分厚くしてぶつかっても壊れないようにする、という考え方をした昔のアメ車に発想は近いんじゃないでしょうか。
いや、それくらいタフスマホにはロマンがあるということなんだ(謎の展開)。
タフスマホが向いている人はこんな人!
タフスマホのいいところは、実は頑丈なだけじゃないんです。ほぼ全てのタフスマホは、耐衝撃だけでなく、防水・防塵機能も備えているため、川や海、山なんかのレジャーによく行く人にもぴったりのスマホなんです。
また、防塵機能があるので、粉塵の舞うような職場の人でも安心して使うことができます。
- スマホをよく落とす人
- スマホの扱いが雑な人
- 釣り・キャンプ・登山などアウトドアにいく人
- ダイビングなどのマリーンスポーツをする人
- 建築・工事現場、リフォーム、配管工事など建設系の仕事をしていて、スマホに高い防水性や耐衝撃性を求める人
- 山林、砂浜など粉塵の舞う場所で仕事をする人
- 飲食業の調理場など、水や火などを扱う職場の人
防水・防塵で耐衝撃。おすすすめのタフスマホ3選!
それでは、実際に販売されているタフスマホを紹介していきたいと思います。
家電量販店やAmazonにも売っていますが、安く買う方法はやはり「IIJmio」や「楽天モバイル」といった格安スマホ会社での「SIMとのセット購入」、これが一番安いです。
おすすめタフスマホ①:性能・タフさがダントツ。一番はこれ「CAT S60」
この「CAT」のロゴは見たことある人もいるのでは?
シャベルカーなどの「働く車シリーズ」でお馴染みの「キャタピラー社」が出した、ゴツくてタフなスマホです。
もちろん、スマホとしてもなかなかの性能を誇ります。カメラも画素数は十分にあります。
評価 | ★★★★★ | ||
メーカー | CAT | ||
市場 価格 |
9万6,800円 | 単品販売なし | |
最安値 |
IIJmio |
||
特徴 | この「CAT S60」というスマホは、アメリカ国防総省の耐久試験にもクリアした”耐衝撃”・”防水”・”防塵”を備え、「日本でそこまでのタフさがいるのか?!」とツッコミたくなるほどです。
さらに “サーマルカメラ”というサーモグラフィーカメラ もついている、いよいよ特殊部隊が使いそうなスマホになってます。バッテリーも大容量の3800mAhとかなりタフ! スペックは中の中ですが、YouTubeやSNSなど全く問題なく使えます。多機能のため価格がやや高いのがネックですが、タフで寿命が長いので、長い目で見るとコスパは良いでしょう。 |
■スペック早見表
ストレージ(ROM) | メモリ(RAM) | CPU | 指紋認証 |
32GB | 3GB | Qualcomm MSM8952-3 オクタコア1.5GHz |
なし |
アウトカメラ | インカメラ | SDカード | バッテリー |
1300万画素 | 500万画素 | 可 | 3800mAh |
水深5メートルで60分も放置してOK!高い防塵性も誇る
このCAT S60は、水深5メートルに落として60分放置してもなんら問題なしで「普通に起動できる」という圧倒的な防水力を誇ります。
スキューバダイビングやシュノーケリングの時の撮影とかに使えるのはいいよね。
国際的な防水・防塵規格「IP68」に準拠しているため、砂浜や砂場などでもガシガシ使えます。
1.8mからの落下も余裕で耐える耐久力
「強化ダイキャストフレーム」と、ディスプレイに強度が高い「Gorilla Glass 4.0」を採用していて、1.8mからコンクリートの地面に落としても壊れません。
これなら、手から滑ったり、カバンから落とした程度ではまったく問題ないでしょう。
温度を可視化するサーマルイメージングカメラ
これが、「CAT S60」というスマホの一番の売りでしょうね。なんと、世界で初めてスマホにサーモグラフィーを搭載してしまったという…!
釣り好きとしては、このカメラで水面を撮影してみたい!魚は当然体温があるから、魚群探知機的に使えるかもしれないし!
なにはともわれ、このスマホで温度を可視化できるわけです。
ちなみに製品の紹介欄にこんな文章が…
電気機器や機械の不調箇所など、見ただけでは分からない部分を可視化・撮影することができます。
このスマホ、どことなくロマンを感じるよね
「CAT S60」が買えるおすすめ格安スマホ
CAT S60を販売している格安スマホはちょっと数が少ないです。
ただ大手の「IIJmio」と「楽天モバイル」で取り扱っているのは嬉しいですね。
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おすすめタフスマホ②:「CAT S41」
つづいても、CAT社のタフスマホです。先ほどの「CAT S 60」のサーモスカメラがないバージョンの「CAT S41」。
その代わり、バッテリーが5000mAhと超超超大容量となっています。5000mAhも電池を積んでいるスマホはそうそうありません。
それ以外の性能差はCPUが若干、CAT S 60の方が上といったくらいでしょう。
評価 | ★★★★☆ | ||
メーカー | CAT | ||
市場 価格 |
6万9,980円 | 単品販売なし | |
最安値 |
IIJmio |
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特徴 | 「CAT S40」というスマホは先に紹介した「CAT S 60」と同様、アメリカ国防総省の耐久試験にもクリアした”耐衝撃”・”防水”・”防塵”を備えています。
そして、一番の注目ポイントは、バッテリー容量が5,000mAhもあるところ。この大容量バッテリーで、自分自身が緊急用のバッテリーになり、他のスマホやデジカメなどの充電ができる様なっています。 スペックは中の中ですが、YouTubeやSNSなど全く問題なく使えます。5万円台でこれほど頑丈&多機能スマホが買えるのは、かなりコスパが高いといえるでしょう。 |
ストレージ(ROM) | メモリ(RAM) | CPU | 指紋認証 |
32GB | 3GB | MediaTek MTK6757 オクタコアCPU(2.3 GHz) |
あり |
アウトカメラ | インカメラ | ディスプレイ | バッテリー |
1300万 | 500万画素 | 5インチ | 5000mAh |
キャタピラー社のタフスマホ「CAT S41」のココがすごい①:頑丈なボディ。ディスプレイも硬い強い!
なんとかの有名なアメリカペンタゴン(米国国防省)のテスト規格をパスしています。
1.8mからの落下にパスしてるから、普通に立った状態でスマホを落としてもまったく問題ないってことになる。
しかも、ディスプレイのガラスには、硬くて強い「Gorilla Glass 5(ゴリラガラス)」を採用しているので、非常に割れにくいんです。「Gorilla Glass 5」は透明度も高いことで有名なので、画面も綺麗です。
キャタピラー社のタフスマホ「CAT S41」のココがすごい②:超大容量バッテリーで、自分の電力を他のスマホに分けられる
この「CAT S41」はものすごいバッテリー容量が大きいので、電池がめちゃくちゃ長持ちする点です。
以前取り上げた、電池がめちゃくちゃ長持ちする「ZenFone 4 MAX」(電池容量4100mAh)よりも電池容量が多く5000mAhもあります。
安めのスマホだと2500mAh前後ですから、「CAT S41」は5000mAhで2倍あるわけです。だから、バッテリーシェアといって他の機器に自身の電力を分け与えられるんです。
この機能があれば、モバイルバッテリーいらずです。アウトドア用兼モバイルバッテリー用の2台目スマホとして持っておくのもアリですね。
キャタピラー社のタフスマホ「CAT S41」のココがすごい③:濡れた手や手袋をつけてても操作可能
「CAT S41」は、手が濡れていたり、手袋をつけたままでも操作が可能です。
「CAT S 41」は以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてみてください。
「CAT S41」が買えるおすすめ格安スマホ
IIJmio |
公式サイトへ[/btn] | |
楽天モバイル |
格安スマホ市場で猛烈な勢いでシェアを伸ばしている格安スマホ。 楽天スーパーポイントが毎月1%、楽天カードを持っていれば2%貯まる。楽天市場ユーザーは絶対これ。 3年利用を約束すると2万円引きでスマホが買える。 |
日本版タフスマホ。デザインもカッコいい「KYOCERA DURA FORCE PRO」
ここまでは、シャベルカーなどで有名な「CAT」こと「キャタピラー社」のスマホを紹介してきました、次は国産のタフスマホを紹介したいと思います。
その名も「KYOCERA DURA FORCE PRO」(きょうせら・でゅら・ふぉーす・ぷろ)です。
この「KYOCERA DURA FORCE PRO」は、タフスマホとしての性能はもちろん良いんですが、なによりもデザインがかっこいいんですよね。
どことなくアイアンマンを思わせる作りです。
評価 | ★★★★☆ | ||
メーカー | KYOCERA | ||
市場 価格 |
7万9,900円 | 単品販売なし | |
最安値 |
IIJmio |
||
特徴 | 「KYOCERA DURA FORCE PRO」の一番のウリは、個人的にはこのカッコよさだと思っていますが、実は先に紹介した2機種にはない機能があったりします。
それはトランシーバー機能。専用のトランシーバーアプリを使えば、他のトランシーバーと交信することができるという機能がついています。なかなかマニアックですが、トランシーバーよ使う職場の人は、トランシーバーを持たないでよくなるのでなかなか便利な機能です。 もちろん、防水・防塵、耐衝撃、手袋操作OKと別の部分も他のタフスマホに負けていません。 |
ストレージ(ROM) | メモリ(RAM) | CPU | 指紋認証 |
32GB | 2GB | Qualcomm® Snapdragon MSM8952 オクタコアCPU(1.5GHz×4+1.2GHz×4) |
あり |
アウトカメラ | インカメラ | ディスプレイ | バッテリー |
1300万+200万画素(Wレンズ) | 500万画素 | 5インチ | 3240mAh |
最強にタフ「KYOCERA DURA FORCE PRO」のここがスゴイ①:圧倒的に頑丈なボディ
米国国防総省(ペンタゴン)の調達基準に準拠した超高耐久のタフスマホ、それが「KYOCERA DURA FORCE PRO」です。
ボディは落下時の衝撃を和らげる「バンパー構造」になっており、工事現場などスマホが強い衝撃を受ける場所でも問題なしです。堅牢性は通常のスマホと比べ物になりません。
最強にタフ「KYOCERA DURA FORCE PRO」のここがスゴイ②:軍手したままでも、濡れてても操作できる
「KYOCERA DURA FORCE PRO」は、先ほど紹介した「CAT S41」と同じく手袋操作OKです。これは工場などで働く方々には非常に便利です。
いちいち外すのは面倒だと思うので、そのまま操作できるのは非常にいい機能だと思います!
「KYOCERA DURA FORCE PRO」は手袋つけたまま操作できるだけでなく、水に濡れた手で触っても操作できるようになっています。
これは、飲食店や漁業などをされていて、手が濡れていることが多い方などに嬉しい機能です。釣りやサーフィン、スキューバダイビング、キャンプなどアウトドアをされる人にも最適です。
というのも普通のスマホだと指が濡れているだけで、アプリが反応しなくなったりすることがザラですからね。
そのストレスがなくなるのか…!
最強にタフ「KYOCERA DURA FORCE PRO」のここがスゴイ③:その場を超幅広く撮影できる「ワイドビューアクションカメラ」で現場を記録できる
「KYOCERA DURA FORCE PRO」は、通常のカメラとは別に現場の状態を一望できる写真が撮れる、135°のワイドアングルカメラを搭載しています。
俺は釣りによくいくけど普通のカメラじゃ視野がせまくて、釣り場の雰囲気をちゃんと撮影できないんだ。そうするとどこの釣り場かわからなくなっちゃうんだけど、このワイドアングルカメラなら釣り場の雰囲気がしっかりと記録できる!
最強にタフ「KYOCERA DURA FORCE PRO」のここがスゴイ④:なんとトランシーバーにもなる
先ほどご紹介したように「KYOCERA DURA FORCE PRO」は、なんと「トランシーバー」になります。
飲食店とかでも大きなレストランとかだとウェイターさんがトランシーバー使ってたりするし。
このアプリに、専用のアプリをインストールして使用する周波数を指定すれば、なんとトランシーバーとして使うことができるんです。
トランシーバーの端末は買うとけっこう高いですからね。このKYOCERA DURA FORCE PROを使えばわざわざトランシーバーを買わないで済みます。
「KYOCERA DURA FORCE PRO」が買えるおすすめ格安スマホ
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IIJmioは当サイトでNo. 1格安スマホに認定しているほど、通信サービスの方も評価が高いです。質・価格・サポートどれもトップクラスなので、安心して使える格安スマホです。
まとめ
2018年・夏のタフスマホ特集いかがだったでしょうか。
実は、このタフスマホにはちょっとした思い出があります。
私が格安スマホ会社で企画職をしていたころ、取引のあったディストリビューター(スマホなどの仲買い会社)の担当の方が、まだ発売前のCATスマホ(たぶん、CAT S60だったと思う)を紹介してくれました。
当時は、担当の方と一緒に「すごいマニアックなスマホですね…(笑)!」と笑いあっていたんですが、いつのまにか当たり前の様に売られ人気機種になっていっちゃいました。
Gショック人気といい、日本には一定の「タフガジェット需要」があるようですね。この件で勉強になりました。