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元祖であり最多シェアSIM枚数(10枚)の「IIJmio」
IIJmioは、格安スマホ界でも堅実で真面目な印象の会社です。当サイトでの「推しメン」のひとりです。
通信品質も安定していて、大手なのに価格も高くない。新しい試みをして常に格安スマホ業界のパイオニアとしてい続ける存在。
IIJmioについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
そのIIJmioが現在「容量をシェアできるSIM枚数ランキング」ではダントツのトップで10枚です。
シェアってなに?って人は以下の記事を参考になります。
IIJmioでデータ容量をシェアしたいなら「ファミリーシェアプラン」
IIJmioには大きく3つのプランがあります。
◆IIJmioのプラン
プラン名 | 説明 | 月額料金 |
ミニマムスタートプラン | データ容量3GBのプラン。
データ容量のシェアはできない。 |
900円 ※音声SIMにしたいなら+700円 |
ライトスタートプラン | データ容量6GBのプラン。
データ容量のシェアはできない。 |
1520円 ※音声SIMにしたいなら+700円 |
ファミリーシェア | データ容量10GB以上のプラン。
データ容量のシェアができる。シェアできるSIM枚数は1枚〜10枚 。 |
3260円〜 ※音声SIMにしたいならSIM1枚ごとに+700円 |
IIJmioでデータ容量をシェアしたい場合は、ファミリーシェアプランを選びましょう。
ファミリーシェアプランは、1契約でSIMを1枚〜最大10枚まで利用することができます。
IIJmio ファミリーシェアプランの料金
IIJmioのファミリーシェアプランは、シェアするSIMが3枚までなら追加料金はかかりません。
4枚目以降から300円の追加料金がかかります(例:5枚でシェアしたいなら追加料金は4枚目分:300円、5枚目分:300円で計600円)。
また、音声SIMの場合は、SIM1枚につき+700円必要になります。
◆IIJmioのファミリーシェアプランの料金イメージ
ファミリーシェアプランは、基本プラン(3,260円)に以下を追加して使うことができます。容量は10GBをシェアする感じです(後述しますが容量は増やせる)。
データSIM機能 料金 |
音声通話機能の追加 料金 |
シェアするSIMの追加 (4枚以上使う場合) |
|
1枚目 | 0円 | +700円/枚 | 3枚目までならSIMの追加オプションがかからない |
2枚目 | +700円/枚 | ||
3枚目 | +700円/枚 | ||
4枚目以上 | +700円/枚 | +400円/枚 |
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、例えば以下の感じです。
- ファミリーシェアプラン(10GB)を「SIM3枚」×「すべてデータSIM」にすれば基本料金のみの3260円で使えます。
- ファミリーシェアプラン(10GB)を「SIM3枚」×「すべて音声SIM」にすれば「基本料金3260円」+「音声SIM料金700円×3=2100円」=5,360円で使えます。
- ファミリーシェアプラン(10GB)を「SIM3枚」×「3枚データSIM、1枚音声SIM」にすれば「基本料金3260円」+「音声SIM料金1枚分700円」+「4枚目から発生する追加SIM料金400円」=3,960円で使えます。
※データSIM、音声SIMの組み合わせも可能です。
※SMS付きSIMも選べます。その場合+140円/枚です(組み合わせ可)。
ファミリーシェアプランの色々な使い方①:家族4人で格安スマホ
IIJmioのファミリーシェアプランを使えば、家族みんなでIIJmioに乗り換えて、データ容量をシェアをしながら使うことが可能です。
例えば、お父さん+お母さん+息子+娘の4人家族でキャリアからIIJmioへ乗り換えて使う場合。この場合は4枚とも音声SIMにしましょう。
ファミリーシェアプラン基本料金(3,260円)
+
音声SIM700円×4枚(2800円)
+
追加SIM(400円)
=5760円で使えます。
ファミリーシェアプランの色々な使い方②:家族4人で格安スマホ+タブレット
①と同じ様に家族4人でIIJmioのファミリーシェアプランの音声SIM(×4枚)で乗り換え、さらに家に置いてあるタブレット用にデータSIMを1枚契約することも可能です(計5枚)。
ファミリーシェアプラン基本料金(3,260円)
+
音声SIM700円×4枚(2800円)
+
データSIM0円×1枚
+
追加SIM400円 × 2枚(800円)
=6,160円
IIJmio ファミリーシェアプランの注意点
家族で使うのに最適のファミリーシェアプランですが、いくつか注意点があるので紹介します。
容量が足りないなら大容量オプションで追加する
ファミリーシェアプランは容量は10GBです。SIMを追加しても基本的には10GBを全部のSIMでシェアする形です。ただし、10GBでは足りない人は「大容量オプション」もありますので、それを使いましょう。
IIJmioの「大容量オプション」は、上記の料金を払えば+20GB、+30GB使える(ファミリーシェアプランに追加すれば10GB+20GB、10GB+30GBで使える)。
家族でMNPで乗り換えるなら名義統一をしておく必要あり
IIJmioのファミリーシェアプランは、SIMを何枚追加しても契約者は1人になります。MNP(電話番号引き継ぎ制度)を使って家族でファミリーシェアプランへ乗り換える場合は、キャリアの契約名義をIIJmio契約者の名義にすべて統一しておく必要があります。
上図は、父(IIJmio契約者)、母、娘がそれぞれの名前でキャリアと契約中で、その場合は母と娘のキャリアの名義も父の名義に変えてから(統一してから)、IIJmioに父の名義で申し込む、という意味です。
名義を統一しないで申し込むと、申し込み自体はできるんですが後日、手続きが失敗しましたと連絡きて申し込みし直しになってしまいます。
最悪、申し込み時に発生する契約手数料(3000円)が再度発生してしまうリスクがあるので必ず名義統一を!
格安スマホ会社元社員の余談「シェアプラン」
私のいた格安スマホ会社でもシェアプランをやっていましたが、とにかく注意点②の「名義統一」をされてない方が多かったです。この概念自体がなかなか理解しずらいというのもあるんですけどね…。
これをしてしまうと、キャリア(大手携帯会社)が「この電話番号を使っているのはAさんなのに、格安スマホ会社側からはBさんの名前で引き継ぎたいと申告がきてるぞ?」と認識していしまい、「同一人物じゃないから電話番号は引き継げないよ!」となってしまうのです。
※IIJmioのWEBでの説明
この件は超目立つくらいみなさんに忠告しておいてもいいと思いますが、意外とIIJmioのWEBページにもそんなに目立つ感じに書いてないんで、みんなわかってるのかな?