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手持ちのスマホで格安SIMを使おう!
ドコモやauやソフトバンクといった大手携帯会社のスマホの月額って高いですよね。
格安スマホ(SIM)に乗り換えたら月額料金が安くなるのは知ってるけど、
「新しいスマホを買ったりしないといけないんじゃないの?」
「今の自分のスマホで使えるかわからない」
って思ってる方も多いと思います。
今日はそんな悩みを解消するべく「今、使っているスマホで格安SIMを使おう特集」を開催したいと思います。
もうSoftBankでいいよ!
キャリア(大手携帯会社)の月額が高いのに、新しいスマホ買うとか無理っス!!
いやいや、今使っている手持ちのスマホでも格安SIMは使えるから!
むしろ簡単だ!
はじめに抑えておくべき格安SIMの基本①:SIMロック
まず知っておいてほしいことは、「大手携帯会社(ドコモ・au・SoftBank)を使っている人のスマホには、SIMロックがかかっている」ということです。SIMロックは、そのスマホで他社の通信を使えないようにするロックのことです。
つまり、ドコモのスマホならドコモの通信しか使えないようにドコモがSIMロックをかけているため、auやSoftBankの通信は使えないわけです。
はじめに抑えておくべき格安SIMの基本②:どこ系の格安SIMか
続いて知っておいてほしい点は、格安SIMというのは大手携帯会社(ドコモ・au・SoftBank)の設備を借りて提供している通信サービスであるという点です。
つまり、ドコモの設備を借りて提供している格安SIMは基本的に中身は”ほぼドコモ”だと思ってOKです。
よって、ドコモの設備を借りた格安SIMなら、中身は”ほぼドコモ”なので、ドコモのSIMロックがかかっているスマホでも使えることになります。
前置きはこのへんで…。それでは手持ちのスマホを使ってみよう
前置きが長くなりましたが、前項で紹介した点を抑えておくと格安SIM会社の公式サイトなどで言ってることの意味がよくわかりますので、頭の片隅に置いて頂ければと。
ではここからは、手持ちのスマホを格安SIMで使う方法を具体的に解説していきます。
手持ちのスマホが「ドコモ」の人
ドコモ系格安SIMは数がたくさんあるので、ドコモのスマホを持っている人は一番選択肢が多いです。
ドコモは格安SIM事業者に自分たちの設備を貸すことにはじめからある程度積極的だったので、このような状況になっています。
当サイトでドコモ系でオススメの格安SIMは、現時点では「IIJmio」とさせてもらってます。
IIJmioの良さは「通信の速さ&安定感」、「価格の適正さ」、「セット購入できるスマホ機種の豊富さ」、「キャンペーンの質(ちゃんとユーザーに誠実なキャンペーンが多い)」、「格安SIM業界を常に発展させている開発力」、「大手ならではの安心感」など枚挙にいとまがないです。
楽天モバイルを推している人も多いですが、確かに楽天モバイルは「楽天ポイント」や「ユニークなプラン」「安さ」などの魅力があり素晴らしい格安スマホであることに間違いはありませんが、「楽天ポイント」は楽天市場ユーザーじゃないとさほどメリットがないし、「ユニークなプラン」も人によっては「お得!」と諸手を挙げて言えるわけではないので、当サイトでは第2位とさせてもらっています。
なお、ドコモのiPhoneを使っている人ももちろん大丈夫です。
手持ちのスマホが「au」の人
手持ちのスマホがauの人は、選択肢がちょっと絞られます。
主要なところだと「IIJmioのauプラン」か「mineoのauプラン」か「UQ mobile」の3つです。
というのも、UQモバイルは通信の質は高いですが、「価格が高い」&「2年縛り(自動更新)」があるので、せっかくauから乗り換えるのに、格安SIMのメリットを最大限に受けられません。
・音声通話なら1年使えばいつやめても解約金がかからない。
・月額が1000円代で使える など
なので、IIJmioやmineoの方が良いと思います。通信品質もこの2社は安定感抜群なので、普通に使っててストレスが貯まることはほぼないでしょう(僕はIIJmioを使ってますが気になりません。学生時代の友人と会社の後輩はmineoを使ってますがまったくストレスは無いと言ってました)。
ひとつ注意が必要なところは、auのスマホで格安SIMを使う場合、SIMロック解除が必要だということ。
mineoは一部の機種ならSIMロック解除は不要ですが、IIJmioは絶対必要です。
なので、auの人はとりあえずSIMロック解除をしちゃいましょう。
auのWEBページで簡単にできるし、無料だから。
SIMロック解除はauのサイトで10分足らずで完了できるので、ぜひやっておきましょう。
ちなみに、SIMロック解除の手続きはauのお客様サポートページ(My au)からできます。
そして、その後、mineoやIIJmioのSIMが届いたらそのSIMを挿して、手順通りにスマホを操作すれば完了します(手順は格安SIMのパッケージなどに書かれています)。
auスマホで格安SIMに乗り換える時の手順
手順をイチから記すとこんな感じです。
①auお客さまサポートでSIMロック解除の申請(前述の通り)
②auでMNP予約番号を取得(←これは電話番号を引き継ぎたい人だけ)。関連記事は以下。
③IIJmioまたはmineoの申し込み(ここで②のMNP予約番号使う)
④IIJmioまたはmineoのSIMが届く
⑤IIJmioまたはmineoで電話番号の引き継ぎ手続きをする
⑥IIJmioまたはmineoの新しいSIMをスマホに挿す
⑦SIMロック解除手続きをする(AndroidならまずWiFi接続してから、スマホの「設定」→「端末情報」→「端末の状態」→「SIMのステータス」→「更新ボタンを押す」でOK!)
※WiFi環境がいりますので、WiFi無い人はスタバなどでしましょう
⑧APN設定(当サイトのAPN設定のやり方を参照)
手持ちのスマホが「SoftBank」の人
手持ちのスマホがSoftBankの“iPhone”の人は簡単です。というのもそのままで使うなら選択肢が1個しかないから。
それは、b-mobile Sです。SoftBankのiPhone 5以降のiPhoneならSIMロック解除せずそのままで乗り換えられる格安SIMです。
ただし、「b-mobile S以外の格安SIMがよい!」というSoftBankのiPhoneユーザーの人は、SIMロック解除が必要になります。iPhoneの場合はSIMロック解除をしたらどこの格安SIMでも問題なく使えます(これはドコモやauのiPhoneも同じ)。
また、SoftBankの”Android”を使っている人は、SIMロック解除が必須になります。
なので、SoftBankのWebページでSIMロック解除をしてから、ドコモ系格安SIMのどれかを選びましょう。
SIMロック解除をすると、”SIMフリー”になり基本的にはどの格安SIMも使えます。
ただし、SoftBankのスマホはauの通信と相性がよくありません。
ドコモの通信の方がまだ相性がよいです(といっても一部地域では届きにくい場合もあります)。
なので、SoftBankのAndroidを使っている人は、SIMフリースマホを買うのが一番間違いない方法です(今回のテーマ「手持ちスマホを使う」からそれてしまいますが)。
SoftBankのAndroidユーザーにオススメなのやり方
SoftBankのAndroidを使っている人は、SIMロック解除をしたら試しに手持ちのスマホでドコモ系格安SIMを使ってみて、電波の入りがイマイチなら、その後に家電量販店でSIMフリースマホを単品購入して、ドコモ系の格安SIMを挿し替えて使うのが一番良いですね。
手持ちスマホで問題なく使える場合は、SIMフリースマホ買わなくていいわけなので。
SoftBankの人はそっちも考えてみましょう!
ニノ君、格安スマホ(SIM)会社勤務でSoftBankを使いつづけているのはちょっとまずいんじゃない?