目次
格安SIM(Androidスマホ)を利用中だけど、やっぱりiPhoneがいい!という人は多い
ドコモやau、ソフトバンクを使っていた時はiPhoneだったけど、格安スマホに乗り換えるのをきっかけにAndroidスマホに機種変更する人は多いです。
ただ、iPhoneは「使いやすい」「デザイン性が高い」「Mac book等との互換性がある」などの理由から人気が高く、「やっぱりiPhoneに戻したい…」と思う人もけっこういるようです。
こんな人は、「格安SIM+Androidスマホ」でなく「格安SIM+iPhone」が向いている
ちなみに現在「格安SIM+Androidスマホ」を使っている人で、以下に該当する人はiPhoneへ乗り換えた方がいいかもしれません。
- MacやiPad、iPod(Apple社の製品)を使っている人
- Androidを使っているから、iTunesにたくさん保存してある曲をスマホで聞けていない人
- iPhotoにたくさん写真を保存してある人
- iCloudメールなどのiCloudサービスを使っている人
今回はDMMモバイル+Androidスマホを利用中の人が、DMMモバイルのままiPhoneへ乗り換える方法を紹介
今回は格安SIMの「DMMモバイル」を例に挙げて、「DMMモバイルのSIM+Androidスマホ」を利用中の人がiPhoneへ乗り換える際の方法を解説したいと思います。
他社の格安SIMでもだいたい同じ流れになりますが、一応、IIJmioや楽天モバイル、LINEモバイルなどを利用中の人が、格安SIMはそのままでiPhoneに乗り換える方法も、後日解説します。
DMMモバイルでiPhoneへ乗り換える手順①:iPhoneを用意する
そもそもですが、今お使いのスマホからiPhoneへ機種変更するには、iPhoneを用意する必要があります。
SIMフリー版iPhoneがあるならiPhoneのSIMフリー版を持っている人、(または)買う予定の人は本ページ後半の「DMMモバイルでiPhoneへ乗り換える手順⑤」から読んでもらえばOKです。
そこまでは飛ばして頂いてOKです。
みなさんご存知の通りiPhoneにはたくさんの「機種」があり、現役の機種はだいたい
- iPhone 5s
- iPhone 6・iPhone 6 Plus
- iPhone 6s・iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7・iPhone 7 Plus
- iPhone 8・iPhone 8 Plus
- iPhone X
といったところでしょう。
さらにそれぞれの機種に、ドコモ版・au版・ソフトバンク版・SIMフリー版といった「どこの携帯会社で買ったか」の違いもあります。
それらをまとめると、iPhoneはものすごいパターン数ができあがってしまい、かつパターンによって使える格安SIMが異なったり、SIMロック解除が必要だったり不要だったりします。
これからiPhoneを用意する人は、SIMフリー版のiPhoneがベスト
iPhoneに機種変更しようと思っている人で、まだiPhoneを用意していない人は、一番のおすすめは SIMフリーのiPhone です。機種はなんでもいいです。
というのも、SIMフリーのiPhoneならどこの格安SIMで使えるからです。
SIMフリーiPhoneを持っていれば、DMMモバイル以外の格安スマホ会社も使えるので、他社に乗り換える時にも便利です。
SIMロック解除の方法は以下の記事を参照。
SIMフリーのiPhoneの購入方法は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
すでにiPhoneを持ってて、ドコモ・au・ソフトバンクのiPhoneだった場合は?
「SIMフリー版のiPhone」や「SIMロック解除をしたiPhone」ではなく、ドコモ・au・ソフトバンクのiPhoneが手元にある場合も、条件次第でDMMモバイルのSIMが使えます。
auとソフトバンクのiPhoneの場合はSIMロック解除が必要です。
■iPhoneの機種とDMMモバイルの相性
キャリア | iPhoneの機種 | SIMのサイズ |
ドコモのiPhoneの場合 | iPhone 5c以上ならすべて使える。 SIMロック解除は不要。 |
「nano SIM」で使える |
iPhone 6s以上なら使える。
SIMロック解除が必須。 |
「nano SIM」で使える | |
ソフトバンクのiPhoneの場合 | iPhone 6s以上なら使える。
SIMロック解除が必須 |
「nano SIM」で使える |
SIMロック解除の解説や、やり方は以下の記事を参照ください。
SIMロック解除ができないau・ソフトバンクのiPhoneをお持ちの人は、DMMモバイルでは使えません。別の格安スマホ会社であればiPhoneで格安SIMが使えます。以下の記事を参考にしてみてください。
DMMモバイルでiPhoneへ乗り換える手順⑤:今使っているDMMモバイルのSIMのサイズを確認する
SIMカードには、標準SIM・micro SIM(マイクロSIM)・nano SIM(ナノSIM)の3つのサイズがあります。
スマホがでたての頃は標準SIMが主流でしたが、ここ数年のスマホはほぼ「micro SIM」か「nano SIM」で、最新機種に関してはほぼ「nano SIM」です。
現にiPhoneも、iPhone 4s以降はすべて nano SIM になっています。
SIMサイズ | iPhone機種 |
micro SIM(マイクロSIM) | iPhone 4、iPhone 4 |
nano SIM(ナノSIM) | iPhone 5以降 |
ちなみに日本で人気の「Zen Fone」シリーズだと、「ZenFone 2シリーズ」まではmicro SIMのみ対応、「ZenFone 3シリーズ」からはnano SIMとmicro SIM両方対応になっています。
使用中のDMMモバイルのSIMのサイズが「nano SIM(ナノSIM)」だった場合
現在お使いのスマホに挿さっているSIMがnano SIMだった場合は、iPhoneに合ったサイズなのでそのままでOKです。iPhoenにSIMを挿してみましょう。
使用中のDMMモバイルのSIMのサイズが「micro SIM(マイクロSIM)」だった場合
現在お使いのスマホに挿さっているSIMがmicro SIMだった場合は、iPhoneで使えるnano SIMよりも大きいSIMになってしまうため、SIMのサイズを「micro SIM」 → 「nano SIM」へ変更する必要があります。
DMMモバイルでは、「SIMのサイズ変更」というサービスを「DMMモバイルのマイページ」から行えるようになっています。DMMモバイルだけでなく、どの格安スマホ会社も「マイページ(会員専用WEBページ)」を用意しており、SIMの交換やプラン変更、解約なんかの手続きがマイページから簡単にできるようになっています。
どこの格安スマホ会社もマイページから手続きが行えます。
それでは、SIMのサイズ変更の手続き方法を解説します。手続きは3分で終わります。
DMMモバイルのマイページでSIMのサイズ変更をする:マイページへログインする
まずDMMモバイルへアクセスして、マイページのアイコンをタップします(または以下の黄色いボタンを押してください)。
するとマイページへのログイン画面がでてくるので、DMM IDとパスワードを入力してログインしましょう。
DMMモバイルのマイページでSIMのサイズ変更をする:DMMモバイルマイページのメニュー一覧にある「ご契約内容の変更」から手続きを進める
DMMモバイルマイページにログインしたら、右上の横3本線をタップしましょう。そうすると、色々な手続き項目がでてきますので、「ご契約内容の変更」というボタンをタップしましょう。
そうすると、色々な手続きが行える紺色のボタンがでてきます。今回は、SIMカードのサイズ変更をしたいため、「SIMカードのサイズを変更する」をタップします。
iPhone 5以降はすべて「nano SIM」なので、ここでも「nano SIM」を選択します。
その後、「注意事項を確認しました」にチェックを入れて、「変更内容を確認する」ボタンを押します。
すると、変更内容の確認画面と、手数料の明細がでてきます。
ちなみに、SIMのサイズ変更には手数料として3,294円がかかります。これは月額料金のように毎月でなく、SIMのサイズ変更を行なう時だけ発生するものです。
選択したSIMのサイズに誤りがなければ、「利用規約に同意する」にチェックして、「申し込み内容を確認する」ボタンを押しましょう。
あとは、最終確認画面をみて「変更予約を申し込む」ボタンを押して完了です。
新しいSIMが届くと、今まで使っていた古い方のDMMモバイルのSIMは使えなくなるため、事前に新たに届いたSIMを挿せるiPhoneを用意してから、SIMのサイズ変更手続きを行いましょう。
DMMモバイルでiPhoneへ乗り換える手順⑥:iPhoneにSIMを挿し替えたら、iPhoneのプロファイルをインストールする
お使いになりたいiPhoneへDMMモバイルのSIMを挿したら、機種変更は99%完了です。
DMMモバイルのSIMをiPhoneに挿しても、実はそのままでは使えません。最後に、DMMモバイルでiPhoneのプロファイルを取得する必要があります。
プロファイルは、簡単に言うと「iPhone(iOS)がDMMモバイルのSIMで通信するのに必要な”設定”が書かれたメモ」のようなものだと思ってください。このメモがあると、iPhone君が迷わずDMMモバイルでネットできるイメージです。
このへんは流してOK。
DMMモバイルのプロファイルは公式サイトから取得可能です。
以上で、DMMモバイルのSIMでiPhoneが使えるようになります。
まとめ
格安SIM+Androidスマホを利用中の人がiPhoneに乗り換えるのは、SIMのサイズが「nano SIM」で、機種変更先のiPhoneがSIMフリー版(またはSIMロックを解除したもの)であれば、非常に簡単にできます。
SIMのサイズがmicro SIMだったり、ドコモ/au/ソフトバンク版のiPhoneだった場合はちょっと面倒ですが、手続きを踏めば可能なので、「やっぱりiPhoneがいい!」って人はぜひ乗り換えを検討してみては!