目次
OCNモバイルONEの概要
回線プラン | ドコモプラン |
OCN モバイル ONE が使えるスマホ |
ドコモのスマホ(そのままでOK)/auのスマホ(iPhoneはSIMロック解除で使える。Android携帯は使えない)/ソフトバンクのスマホ(SIMロック解除すれば使える)/SIMフリースマホ(そのままでOK)/Apple公式ストアで買ったiPhone(そのままでOK)など |
人気プラン | 日割プラン(1日110MB)/3GBプラン |
「OCNモバイルONE」はNTTコミュニケーションズが提供する超大手の格安SIM。「フレッツ光」のインターネットプロバイダーとしても有名です。
現在は「IIJmio」「楽天モバイル」に抜かれましたが、格安SIMシェア1位だった時もあり、いまだに人気の格安SIM。
OCNモバイルONEは「通話かけ放題」が豊富
格安SIMは通話料金が高いと言われていますが、OCNモバイルONEは「通話かけ放題」サービスの種類が多いので安心です。
OCNモバイルONEが使えるスマホ
ドコモのスマホならSIMを差し替えるだけで使うことができます。
スマホの種類 | そのまま使える? |
ドコモ の Android |
SIMロック解除不要でそのまま使える。 |
ドコモ の iPhone |
SIMロック解除不要でそのまま使える。 |
au の Android |
基本的には使えない。SIMフリースマホやiPhoneを新たに買おう。 |
au の iPhone |
iPhone 6s以降ならSIMロック解除をすれば使える。 |
ソフトバンク の Android |
2015年5月以降の機種はSIMロック解除すれば使える。 |
ソフトバンク の iPhone |
iPhone 6s以降なら、SIMロック解除をすれば使える。 |
SIMフリー スマホ/ SIMフリー のiPhone |
そのまま使える。 |
SIMロックは以下の2個の条件で解除できます。
–
◯2015年5月以降の発売機種であること。
–
◯契約から101日経過してること
–
※ただしスマホ代を一括払いした人は101日経過せずとも即座に解除できます。
※分割払いで101日経過してない人も残りの代金を一括で払った時点で即SIMロック解除できます。
※SIMロック解除は大手キャリアのWEBサイト(会員専用ページ)から無料でできます。ショップだと3000円ほど手数料を取られてしまいますのでWEBでやりましょう。
SIMロック解除の詳細はこちら
スマホを買い換えたい場合は?
OCNモバイルONEで買うべき
手持ちのスマホでOCNモバイルONEを使えない人は、SIMフリースマホかiPhoneをOCNモバイルONEで購入するのが一番安く買えます。
OCNモバイルONEは、SIMフリースマホが業界No.1レベルで安いです。家電量販店やAmazonより確実に安く買えます。
iPhoneも買える
OCNモバイルONEはiPhoneもセット購入できる数少ない格安SIMです。2世代ほど前のモデルですが、格安SIMの乗り換えと同時にiPhoneが買えるのは便利です。
OCNモバイルONEの料金プラン
日割プラン
OCNモバイルONEは使えるデータ量が1日あたりで決まっている「日割プラン」があります。
日割プラン | |
110MB/日プラン | 090/080/070から始まる通常の携帯番号が使える音声通話SIMだと 月額1600円。 |
170MB/日プラン | 090/080/070から始まる通常の携帯番号が使える音声通話SIMだと 月額2080円。 |
110MB/日プラン
1日110MB使えるプラン。1,000MB=約1GBなので、1ヶ月で3.3GB使えるプランです。110MB以上使うとその日は速度制限になりますが、深夜0時になった瞬間また110MB使えるようになります。
170MB/日プラン
1日170MB使えるプラン。1ヶ月で約5.1GB使えるプランです。
例:110MB/日プランの場合
当日90MB消費し20MB余る
→ 翌日130MB使える
(110MB+繰越20MB)
通常プラン
OCNモバイルONEには、大手携帯会社と同様に、使えるデータ量が1ヶ月あたりで決まっている通常のプランもあります。
データ量 | 月額料金 |
3GB | 1800円 |
6GB | 2150円 |
10GB | 3000円 |
20GB | 4850円 |
30GB | 6750円 |
500kbps(15GB) | 2500円 |
はじめてなら3GB・6GBがおすすめ
90%の人が3GB未満しか使っていないというデータがあります
※上図はOCNモバイルONE公式サイトより
ふだん何GB使っているかわからない人は、とりあえず3GBからはじめてみましょう。
SIMのタイプは?
SIMには「音声通話SIM」・「SMS付きSM」・「データSIM」の3タイプあります。
いま使っている携帯番号を引き継いでOCNモバイルONEに乗り換える場合は音声通話SIMを選びましょう。
格安SIM(格安スマホ)には他にネットだけできる「データ通信SIM」「SMS機能付きSIM」があります。
OCNモバイルONEの通話サービス
格安SIMは「音声通話SIM」を選べば、090/080/070から始まる通常の携帯番号で通話ができます。
MNPについては以下の記事をどうぞ。
半額通話ができる無料アプリ「OCNでんわ」は必ず使うべし
OCNモバイルONEには通話料金が半額になる「OCNでんわ」というOCNモバイルONE公式の無料アプリがあります。
そんな都合のいい話あります?
OCNでんわは「プレフィックス電話」という技術で通話料を半額にしています。
仕組みまで知る必要はないので、「このアプリを使えば通話が半額で使える」という認識でOKです。
通話品質も通常の電話と変わらず、格安SIM各社の通話半額アプリを使えば、電話番号の先頭に自動的に5桁ほどの番号が付き、相手の着信表示には正式な電話番号しか表示されないため、通常の電話アプリと全く同じ使い勝手で使える。
格安SIMの通話料金 | |
通常 | 20円/30秒 |
OCNでんわ | 10円/30秒 |
OCNモバイルONEを使う際は「OCNでんわ」は必ずダウンロードしておきましょう。
OCNモバイルONEの「かけ放題」は3種類
OCNモバイルONEには通話かけ放題が3種類あります。通話が多い人は入った方がいいでしょう。
10分かけ放題
「10分かけ放題」とは月額850円で「1回あたり10分以内の通話なら何度でも無料」というサービス。
10分を超えても10分超過分しか料金は発生しません(例:13分通話したら3分のみ通話料金が発生)。
トップ3かけ放題
よくかけた3つの電話番号は、何時間通話しても料金が完全無料になるのが「トップ3かけ放題」。料金は「10分かけ放題」と同じ月額850円。
かけ放題ダブル
OCNモバイルONEの3つ目のかけ放題は「かけ放題ダブル」。先に紹介した「10分かけ放題」と「トップ3かけ放題」が合体した内容。月額は1300円。
かけ放題ダブル
10分以内の通話なら何度かけても無料
よくかけた3つの電話番号なら10分を超えても無料
OCNモバイルONEのメリット・デメリット
OCNモバイルONEのメリット
OCNモバイルONE のメリット |
詳細 |
知名度が高い | NTTグループという圧倒的知名度を誇ります。 |
初月無料 | 申し込んだ月は利用料金がかかりません。できるだけ月初に申し込みましょう。 |
最低利用期間が短い | ほとんどの格安SIMは最低利用期間が1年ですが、OCNモバイルONEは6ヶ月。6ヶ月以降はいつでも無料解約できます。 |
解約手数料が安い | 最低利用期間(6ヶ月)中に解約した場合は解約手数料がかかります。ほとんどの格安SIMは1万円ですがOCNモバイルONEは8000円です。 |
クレジットカード不要で口座払い可 | 格安SIMはクレジットカード払いが基本ですが、OCNモバイルONEは口座引き落としが可能です(電話連絡が必要)。 |
1契約でSIM5枚まで使える | OCNモバイルONEは、1枚あたり月額1100円で音声対応SIMを追加できます。最大5枚まで追加できます(データSIM/SMS付きSIMも可能)。家族で利用できます。 |
050 Plus電話が無料や半額で使える | 格安SIMは通話料金が20円/30秒ですが、「050 Plus電話」だと8.5円/30秒で電話できます。 |
通話かけ放題が3種類から選べる | 10分かけ放題・トップ3かけ放題・かけ放題ダブルと3種類あります。 |
端末の安さNo.1 | OCNモバイルONEではSIMとセットでスマホやタブレットの価格が他社に比べ圧倒的に安いです。 |
OCNモバイルONEのデメリット
いつのまにか弱点がほぼない格安SIMになってます。
OCNモバイルONE のデメリット |
詳細 |
キャッシュバックなどはやってない | 現金還元のキャンペーンはやってません。ただし、端末の値下げキャンペーンをよくやってるので、スマホを購入したい人にはOCNモバイルONEがおすすめです。 |
通信速度がそこまで速くない | ストレスなく使えるレベルではありますが、IIJmio・mineo・LINEモバイルなどの「優等生な格安SIM」に比べるとやや速度がでません。 |
OCNモバイルONEの詳細・特徴
NTTグループの格安SIM
OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズの格安SIMです。2016年ころまでは市場シェア1位でした。格安SIMの中でも最大手のひとつ。
初月無料なので申し込みは月末か月初に
OCNモバイルONEは申し込んだ月は月額が無料です(2ヶ月目から料金がかかります)。
できるだけ月の頭付近で使い始められるように、月末か月初に申し込みましょう。
口座引き落としも可能だがオススメはしない
OCNモバイルONEはクレジットカード払いが基本ですが、口座引き落としの支払いも可能です。
ただし、手続きがWEBだけで完結できず、申し込みに数日かかるのでオススメはしません。
口座引き落としの手順
OCNモバイルONEのカスタマーズフロント「0120-506506」に電話(10:00~19:00、日曜・祝日・年末年始は除く)
口座引き落としでの支払いをしたい旨、SIMを申し込みたい旨を伝える
必要書類が届くので記入し返送
場合によりネットからSIMの申し込みを行う
クレジットカードが無い人は楽天モバイルかLINEモバイルがいい
クレジットカードがない場合は、「楽天モバイル」がオススメです。WEB申し込み時に支払方法を「口座引き落とし」に選択できるので手間がかかりません。
「LINEモバイル」も、審査不要・手数料無料で作れる「LINE Payカード」を作れば、支払いに使えるのでオススメです。
クレジットカードが無い人は、楽天モバイルかLINEモバイルが良いでしょう。
1契約で最大5枚のSIMでデータをシェアできる
例えば、お父さんがOCNモバイルONEを契約して、奥さんや子どもの分のSIMを契約に追加することが可能です。
一人一人が個別に契約するより、安い金額で済みます。1契約最大SIM5枚までOKです。
OCNモバイルのSIM追加費用 | |
音声通話 SIM |
1枚あたり月額1100円で追加できます。 |
SMS付き SIM |
1枚あたり月額520円で追加できます。 |
データ SIM |
1枚あたり月額400円で追加できます。 |
端末セットがとにかく安い
もともと格安SIMはSIMを申し込むついでに、スマホやタブレットなどの端末を買うことができます。
OCNモバイルONEは業界No.1レベルで端末が安く買えます。扱ってる機種数ならIIJmioや楽天モバイルの方が多いですが、価格はOCNモバイルONEの方が安いです。
OCNモバイルONEはiPhone も買える
OCNモバイルONEはiPhoneもセット購入できます。
海外版・中古(リフレッシュ品)になるので定価で買うより安いです。海外版とはいえ、使い勝手は変わりません。
iPhone Se/iPhone 7/iPhone 8/iPhone X。
1年間はAppleの保証付き
OCNモバイルONEで買ったiPhoneも1年間のApple無料保証が付いてます。「AppleCare+」や「AppleCare Protection Plan」に入りたい場合はApple公式サイト申し込む形です。
050 Plus電話が無料で使える
050 Plus電話とは頭3桁が050から始まる電話番号を使う「安い通話サービス」です。「IP電話」といって仕組みはLINEによる通話に近いです。
OCNモバイルONEの「音声通話SIM」を申し込んだ人は無料で050 Plus電話が使えます(通常は月額300円)。
OCNモバイルONEのキャンペーンはやってない時期もあるが、あまり気にしないで
OCNモバイルONEのキャンペーンは「月額割引」か「端末の値下げ」が多いです。
端末は季節ごとに大幅な値下げセールをやってるので、端末セットで申し込みを検討している人はOCNモバイルONEの公式サイトをチェックしてみてください。
キャンペーンをやってない時もあるが、あまり気にしないでOK
時期によっては、新規加入者全員に適用されるキャンペーンを何もやってない時もあります。だいたい、2ヶ月くらいキャンペーンをやって、2ヶ月空けてまたキャンペーンをやる、といった具合です。
OCNモバイルONEのキャンペーンがやってなくても、大手携帯会社から1ヶ月でも早く乗り換えた方が節約になるので、キャンペーン開催まで待つことはしない方がいいです。
大手キャリアから乗り換えるだけで毎月4000円〜5000円ほど安くなるので、少しでも大手キャリアの利用期間を短くする事が大事です。
IIJmio・LINEモバイル・BIGLOBEモバイルあたりは、常にキャンペーンをやってており、格安SIMとしてのレベルも高いのでおすすめです。
OCNモバイルONEに申し込むために準備するもの
格安SIMの申し込みに必要なもの | |
本人 確認 書類 |
免許証、保険証、パスポート、住基カードなど。 |
使える スマホ |
手持ちがドコモのスマホならそのままでOK。 au・SoftBankのAndroidの場合は基本的にSIMロック解除しておいた方が無難。 iPhoneならどこのでもそのままで使える。 端末を買い換える予定の人は、家電量販店で買うより、格安スマホ会社でセット購入するのが一番安く買える。 |
クレジット カード |
格安SIMは基本的にクレジットカード払いのみ。楽天モバイルは口座振替も対応。
LINEモバイルはLINE Payカードでも支払い可能。あとはほぼどこもクレジットカード払い。 |
メール アドレス |
@docomo/@ezweb/@softbank/のキャリアメールのアドレスは使えない。Gメールなどを取得しておく。 |
MNP 予約 番号 |
MNP予約番号は今使っている携帯会社から取得する。
自分の使ってる大手携帯会社のコールセンターに電話して取得するのが一番手っ取り早い。 わからない場合は、格安スマホの店舗にいって店員さんに取得方法を聞きながら行うのも可能。 |
OCNモバイルONEで買えるおすすめSIMフリースマホ
OCNモバイルONEで買えるおすすめのSIMフリースマホを紹介します。
安くてレベルの高い機種 HUAWEI P20 lite |
|
端末価格
18,800円 |
画面
5.84インチ |
CPU
HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU |
RAM/ROM
4GB/32GB |
一口メモ HUAWEIスマホはどれもカメラが際立って綺麗です。 |
4つのレンズ搭載の高機能モデル HUWEI nova 3 |
|
端末価格
34,800円 |
画面
6.3インチ |
CPU
HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU |
RAM/ROM
4GB/128GB |
一口メモ
P20 liteをさらに高性能にしたような機種。 |
安いけどちゃん使える機種 AQUOS sense plus |
|
端末価格
33,000円 |
画面
5.5インチ |
CPU
|
RAM/ROM
3GB/32GB |
一口メモ
「防水防塵」+「おサイフケータイ付き」と海外メーカーにはない機能がついた機種です。 |
まとめ
OCNモバイルONEは大手ならではの安心感と「通話かけ放題」の豊富さがウリ
OCNモバイルONEの一番のウリはNTTグループという安心感。そして、他の格安SIMにはないかけ放題サービスです。格安SIMに不安がある人や、通話が多い人にはOCNモバイルONEをオススメします。
まとめ表
回線タイプ | ドコモ |
品質 | 普通〜やや遅い時もある。安定感はある。 |
ポイント特典 | gooポイントが貯まる |
10分通話かけ放題 | 月額850円 |
1契約で使えるSIM枚数 | 5枚 |
音声通話SIMの最低利用期間と解約違約金 | 最低利用期間は「利用開始月の翌月から6カ月」。それ以内に解約/MNP転出する際は、解約事務手数料8,000円かかる。 |
総評 | 大手ならではの安心感だけでなく、日割プランや3種のかけ放題など独自色の強いサービスも打ち出している。また以前は高かった月額料金も他社と同水準になり弱点はほぼ無い。 |